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ニンジンって美味かったんだなあ・・・

私とニンジンとは、長い間、疎遠だった。

というより、ニンジンに対して、あまり良い感情を持っていなかった。

出されれば食べるが、決して、自分から食べたいと言い出すことはなかった。

ニンジン好きの友人が、居酒屋でニンジンのおでんを注文したのを見て、

まあ、何というものを食べるのだと、密かに眉を顰めたこともあった。

その私が、思いがけなくも、ニンジン好きになってしまったのだ。


きっかけは、漬物だった。

昨年の夏、母が糠床を作ってくれた。

それで、クサコを漬物係に任命して、ダイコンやらキュウリの漬けて食べていたのだけれど、

これが意外な面倒を引き起こした。

というのは、ついたくさん漬けて、食べ切れない。

残るから、何日か、何も漬けないで、かき回すだけの日が続いた。

クサコは、それが面倒くさい。

「まったく、日本の漬物は、面倒くさい。
 漬けなくても、毎日かき回さなければいけないの??
 わたし、もう食べないから、やらない・・」

手でかき混ぜるのは面倒だから、

しゃもじを使って糠床をかき混ぜながら、クサコが言う。

それで、何回か言い争いになって、

糠床は、だんだん冷蔵庫の厄介者になってしまい、

漬物を漬けない日々が、二三ヶ月続いた。

その間、クサコは、私が不機嫌になるから仕方がない、

面倒くさそうに、毎朝、糠床をかき回していた。


今年の春になって、ある日、スーパーでニンジンが安かった。

普段、ニンジンは買わない野菜だったが、

この日は、値段につられて、つい買ってしまった。

グラッセにして、少し食べたが、余った。

そこで、ふと思いついて、糠床につけてみた。

翌日、期待もしなかったけれど、あったから食べてみた。

これがめっぽう美味かった。

ニンジンって、こんなに美味いのか!!!

目からうろこが落ちた思いだった。


急に、ニンジンを料理する意欲がわいてきて、

ニンジン炒めを作ってみた。

2ミリほどにスライスしたニンジンをざっと茹で、

ニンニクをたっぷり利かせて豚肉と炒めた。

これがまた、美味かった。

クサコと、争って食べてしまった。


それ以来、ニンジン料理は、我が家の定番になった。


嫌いだったものが好きになると、

とりわけ、大好きになってしまうものだ。

今では、毎日ニンジンを食べて飽きない。


何事も、知ってるつもりになってはいけないね。

自分自身の好みさえ、知らないでいるってこともあるんだから・・・
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