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近所で蛍狩り

昨夜、夕食を終えて、向かいのTTさんがくれた枇杷を食べていると、

友人のNから電話があった。

今から蛍を見に行かないかというお誘い。

私は、自然の蛍を見たことがない。

クサコも行きたいというし、すぐにOKの返事をした。


いつも走る道の小さな川、その東側、畑の向うに、

低い山があるけれど、そこに蛍がいるという。


こんな近いところに蛍がいるなんて知らなかった。


10分ほどでNは車でやって来て、私とクサコを乗せて出発した。

すぐに山の麓の上り口から、農道のような細い道路に入り、

暗くて曲がりくねった道をしばらく進んだ。

と、思うと、もう着いていた。

路肩に蛍狩りに来た人の車が何台か駐車していた。


夕闇の中、鄙びた隠れ里のような集落がぼんやり見え、そのはずれに、

田んぼから水が落ちている流れがあって、そこに蛍がいるという。


最初は、わからなかった。

でも、人が指差しているあたりに目をやると、確かに光っている。

「あ、あそこにいる!」 

思わず声が出る。

ひとつ見つかると、あそこにも、ここにも、暗い梢や水辺の草陰に、点々と、

ほのかな光が蛍の居場所を教えてくれている。

「いるねえ!」 「いるねえ!」・・クサコも私も、急に楽しくなったみたいだった。

Nは、どんどん先のほうに歩いていった。

ちょっと歩くと、蛍が飛んでいるのが見えた。

ひとつ、ふたつ・・・

ほらあそこ・・あっちにも・・・

だんだん蛍の数が増えていくようだった。

蛍は乱れて、静かに光る糸を曳いていた。

クサコも静かに立って見ていた。


しばらくして、穴場があるから行って見ようとNが言うので、

また、車に乗り、ほんの少し奥まったところの、別の清流まで行ってみた。

ここにも蛍は遊んでいた。

私は、道傍の草で休んでいた蛍を手でそっと捕まえた。

クサコの手にのせてあげると、光ながら手の中をしばらく歩き回って、ふっと、飛んで行った。

 

山の上に、明るい月が出た。

急に蛍の光があせたようだったけれど、

月の光に洗われる山里の風情も、また面白かった。


1時間ほど遊び、帰りの車の中で、クサコは無口になってしまった。

車を降り、Nを見送ってから、

「どうしたの?」と聞くと、

「酔った」

15分しか乗らなかったのに・・

車には弱いクサコだな。



今日は薄曇。

いつものように走った。

昼前に買い物に出かけると、もう日差しはすっかり夏のものだった。
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