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天安門とクサコ

天安門事件から二十年が経った。

1989年当時、クサコは10歳前後で、

内蒙古の田舎の小学生だった。

だから、ニュースで、暴徒が北京の天安門広場で暴動を起こしている、

と報道されれば、それを信じるのが当然で、

暴徒に焼き殺された兵士の写真が強く印象に残っていると話している。


日本に来て、クサコは、天安門事件の映像をネットで見て、「血染的風采」も聞いた。

この歌は、子供の頃から知っている有名な歌だそうだ。

調べてみたら、ベトナムとの戦争の時の歌で、兵士を称える内容のようだ。


天安門の動画をいくつか見て、

いつもおしゃべりなクサコが、無口になってしまった。


ベトナムとの戦いで死んだ中国兵士は、英雄か? 侵略者か?

天安門で死んだ兵士は、英雄か? 虐殺者か?

立場が変わると、事実の意味するものも変わってしまう。

天安門で死んだ兵士を追悼する、広場を埋め尽くす兵士の大式典を、CCTVは流していた。

子供たちの兵士を称える大合唱が感動的だった。

天安門事件の際の有名な映像、ひとりの若者が進軍する戦車に立ちはだかって、

決死の抗議をする映像がある。

これも、CCTVの解説では、人民軍の規律と寛容を示す映像・・

・・たとえ相手が暴徒であっても、人民軍は、やたらに暴力は振るわないのだ・・

ということになってしまう。


食事しながら、思い出したように、クサコが言う。

「兵士は、かわいそうだね。
 何にも知らない顔してたねえ・・」


そうだ、兵士も、かわいそうなのだ。

何も知らされないで、どこか遠くから連れてこられて、

無理やり命令で同胞を、それも、もしかしたら中国の希望だったかも知れない同胞を、

殺さなければならない羽目になってしまった。

真相に目をつぶり続けることが出来る兵士ばかりではないだろう・・・


歴史の清算を言うならば、

天安門は、いつ、清算されるのか?

殺された学生のために、

あらゆる意味で犠牲になった兵士のために、

残された家族のために、

騙されている中国人民のために、

天安門は清算されなければならないし、

その日は、必ず来ると思う。
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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

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